2014年度大津別院親鸞講座「いのちはだれのものか」<第3回>
カテゴリー:
大津別院
期 日 6月28日(土)<第3回>
時 間 午後2時から
会 場 真宗大谷派大津別院
講 師 沙加戸 弘 師(大谷大学名誉教授)
テーマ 親鸞聖人の御生涯に学ぶ
参加費 各回500円
※年間6回の連続講座となります
第1回 4月26日(土)
第2回 5月31日(土)
第3回 6月28日(土)
第4回 8月30日(土)
第5回 9月20日(土)
第6回 12月20日(土)
~いのちはだれのものか~
承安3年の春、平安時代の終わり頃、
「四万二千三百余りなんありける」(方丈記)
源平が争う時代に起きた養和の飢饉では、
京の都には死者があふれたといいます。
藤原氏傍流の日野家に生まれた親鸞聖人は、
同じ頃、9歳で出家得度されました。
比叡山で厳しい修行を積まれましたが、
さとりに至る道を見い出すことができず山を下り、
本願念仏の教えを説く法然上人のもとを訪ねられました。
2011年3月11日午後2時46分18秒
日本は東日本大震災に見舞われ、多くの人々がその犠牲となりました。
復興の道のりは遠く厳しく、今なお支援を必要としています。
1年間2万7276人
昨年日本において自ら命を絶った方々の総数です。
いのちとは何か、私たちは何のために生きているのか―
この問いに向き合っていくために、
親鸞聖人の生涯とその教えを尋ねたいと思います。