本部長コラム(2023.03.07)
来年7月の京都教区と長浜教区との合併に向けて、先般、教化推進本部調整協議会が開かれました。これから新教区の教化委員会をつくる会議で、京都、長浜の現教化委員会の主査が並び顔合わせをしました。出席者の自己紹介をした時、本部長の私にマイクが回ってきたのですが、「横に並んだメンバーが、一緒に教化委員会で机を並べてきた仲間です。」と、自分で言いながら、はっとしました。予め用意した言葉でなかったので、並んでおられる顔を見て、言葉にしてみて改めて自分で納得しました。ここで学んできたんだなぁと。
教化とは、というとハードルが高いですが、そこで人と遇うということが大切なんだろうと思います。今年度のある研修会で、本部員のある方が、「(教化に関わって)何でも言ってください。」とおっしゃいました。冗談半分で「えらいこと言うたな」と茶化してしまいましたが、本当にありがたい言葉をいただきました。様々な会議が続き、日程的にきついと思うこともありますが、その言葉は疲れも吹っ飛ぶ言葉でした。
教区が教化の場として開かれてきたのは、様々な人がその場を大切にし、そこで人と出遇ってきたということだと思います。前回コラムと重なりますが、教区人の皆様と出遇えることを重ねてお待ち申し上げております。
教化推進本部 本部長 沙加戸 崇