本部長コラム(2023.06.01)
5月29日に京都教区地区教化委員長会を開催しました。8地区の教化委員長と常任本部会(正副本部長、5部会の正副主査)のメンバーでした。
教区内の皆様はご存知の通り、長浜教区との改編を一年後に迎えます。現長浜教区は300ケ寺あまりの寺院数があり、そのまま長浜特区(地区)になります。現在の京都教区の8地区は寺院数も状況も様々ですが、もっと大きな9地区目が誕生します。そこで、地区の教化を振り返り今後に繋げることを主題として会議を持ちました。話題提供として、湖南地区教化委員長の山本靖氏より、地区教化委員会の取り組みをご紹介いただきました。特に、メンバーが固定化していることや、教化事業が広がらないなどの課題に対して、どう取り組もうとしているのかをお聞きしました。今、模索中ということが大切なことではないかと思います。また各地区も様々な課題を抱えていることを改めてみんなで確認できました。
今まで、よく教区と地区、組の連携ということを私も書いたり話したりしてきましたが、連携とは何かというと、ひとつには情報の発信と応答が大切であると感じました。こんなことに困っている、こんなことをしてみたい、ということが発信されることで、情報の共有や応答が生まれる。今回の会議で各地区の持つ課題は、教区教化を形作る課題であり一つ一つ共有、応答していくことが新しい教区を作っていくのだろうと思います。
教化推進本部 本部長 沙加戸 崇