教区だより 2024年 12月
教区だより 415号
・今、この時に、親鸞聖人に遇う
美濃部裕道氏
近藤順子氏
・特集 能登教区災害復興支援
・特集 山科別院報恩講
・教務所からのお知らせ
【今月のことば】
願わくは深く無常を念じて、徒に後悔を貽すこと勿れと。
『教行信証』行巻(『楽邦文類』の引用)
真宗聖典 第二版 P.201 初版 P.184
いのちがいつまでも続くような夢幻を抱いて、空しく後悔を残すような人生を送ってはならないと、「今月のことば」は教えています。けれども、頭では「無常(全ての物事は変化し続ける)」と知っていても、身についた「常」という思い込みは根深いものです。多くの人の死に出あっていても、自分が生きていることだけは当然と、心の底では思っている自分がいます。
「無常を念じる」ことができない者に、「いのちはもろい。今、仏の願いを聞け」という、阿弥陀様の喚びかけが響きます。
(出版部会 岩永晶子)
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